JFE HD(5411) 2025.3.23時データ分析

粗鋼生産国内2位・世界11位の「鉄」の製造を事業の中核に位置付けて事業を展開している企業。
分析時ではサンドウィッチマンによるJFE HDのCM(Youtube)が印象に残っている

ポキの投資指針をベースに分析しています

掲載情報には注意を払っていますが、正確性を保証するものではなく、最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください

企業サイト  ・マーケット情報(楽天証券) 
基本指標  ・重要指標  ・項目別評価 
株価推移  ・業績・EPS  ・営業利益率  ・財務  ・CF・FCF  ・配当・利回り推移  ・増配シミュレーション  ・コメント 

◆5段階評価
注意不可
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◆基本指標

  • 業種
  • 鉄鋼
  • 種別
  • 景気敏感株
  • 配当利回り(予)
  • 5.0%
  • 配当性向
  • 30.9%
  • 総還元性向
  • 30.9%
  • 時価総額(億)
  • 1兆2724億
  • 企業価値(億)
  • 3兆0644億
  • PER
  • 12.2倍
  • PBR
  • 0.5倍
  • ROE
  • 7.9
  • ROA
  • 3.5%
  • BPS
  • 3874.62円
  • 連続増配
  • 1年
  • 非減配年数
  • 1年
  • 自己資本比率
  • 44.1%
  • 有利子負債
  • 65.02%

◆重要指標CAGR(年平均成長率(10年))

  • 営業利益率(10年平均)
  • 3.65%
  • 売上高成長率
  • 3.34%
  • 営業利益成長率
  • 2.86%
  • 純利益成長率
  • 3.95%
  • EPS成長率
  • 3.29%
  • 増配率
  • 6.31%

◆Myルールに基づく項目別評価

業界トップ級の会社を選択(国内1~3、世界5位以内など)
→(国内2位、世界11位))
適切な事業規模か:小型株(時価総額や流動性の低い銘柄)は極力避ける(時価総額5000億以上など)
→(時価総額1兆2724億)
配当(+優待)利回り3~6%
→(配当予想5.0%)
配当性向50%以下
→(配当性向30.9%)
収益は安定しているか(最低10年間は赤字がない※当期利益の安定性で評価)
→(コロナ禍で2年マイナス。景気敏感株のため上限が激しいので注意)
減配の可能性が低い(連続で安定配当を出している。増減が激しくない)
→(10年増5減4据1でかなり増減する銘柄)
PER/PBR 15倍以下/1.5倍以下の割安 (掛けても22.5倍以下)
→(割安 12.2倍/0.5倍=6.1倍)
ROE 8%以上(業種別平均は別途加味)
→(7.9% > 鉄鋼業平均7.3%)
収益の伸び(過去10年間の内直近3年間の1株当たり純利益(EPS)が最初の3年間より33%以上上昇)
→(584.44%)
自己資本比率40%以上
→(44.1%)
自己資本比率>有利子負債率
→(44.1% < 65.02%)
企業価値>時価総額
→(3兆0644億>1兆2724億)
過去5年で営業CFがマイナスのものは除外(信販系は別途加味)
→(10年以上安定的にプラス)
フリーキャッシュフローの推移は安定しているか
→(過去10年でマイナス4回)
急騰株には手を出さない(月単純平均移動線60・120値>現株価が理想)
→SMA(60)1,626円、SMA(120)1,756円 < 株価1,989円
過去に増資がないか(増資は株価を下げる原因になる、株主不利益になる)
→(2023年9月5日発表し、9%株価下落)
自社株買いに積極的か(総還元性向>配当性向、株主還元に積極的である)
→(総還元性向30.9%、自社株買い微量)
過去に不祥事がないか、後継者問題はないか
→(2022年2月入札妨害、2005年排水データ改ざんなど)詳細(PDF)
成長性はあるか、業績(売上高、EPS、純利益)、財務(総資産、純資産)、配当の増加率を確認(基本、右肩上がり)
→(売上高は近年増加傾向にあるが利益は増減しており、急激な成長はなく景気敏感ながらも安定企業)
BPSの状態は業種の平均値・中央値から著しく乖離していないか
→(3874.62円、鉄鋼業平均3,614円(2023年))

●増配シミュレーション(元本100万/増配率6.31%/配当利回り5.0%/税率0%)

◆コメント

評価項目は優(8/20)であるが注意(7/20)と企業規模や財務は良好だが景気敏感株なので買い時に注意が必要な銘柄。
予想配当利回りが5.0%前後と高配当銘柄には該当する。
ただし、過去の景気動向で配当金の増減も激しいので、株価が安くかつ配当利回りが良好なタイミングで買っておき、景気動向に注意しておきたい
増配率や非減配期間は安定しているとは言えない銘柄なので、長期安定保有は買うタイミングを慎重に、株価注視をしながら配当利回り5%以上の時にブースト的に買っておくのは「可」といったところ。
極力ほったらかしたいのでポートフォリオには入れにくい銘柄だが、調整用銘柄と配当ブースターとして組み込む用

2025.3.23

★最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください★