インフロニアHD(5076) 2025.8.17時データ分析
前田建設工業・前田道路・前田製作所が共同持ち株会社として設立し、主に総合インフラサービスを提供する企業。
※ポキの投資指針をベースに分析しています
掲載情報には注意を払っていますが、正確性を保証するものではなく、最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください
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◆保有したい判定
△・暴落時狙い:1000~1100円/配当利回り5%越えライン
優 | 良 | 可 | 注意 | 不可 |
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■■ | ■■ | ■■ | ■■ | ■■ |
◆基本指標
- 業種
- 建設・土木
- 種別
- 景気敏感株
- 株価(分析時)
- ¥1,376
- 配当利回り(予)
- 4.36%
- 配当性向
- 48.3%
- 総還元性向
- 48.6%
- 時価総額(億)
- 4202憶
- 企業価値(億)
- 6146憶
- PER
- 11.08倍
- PBR
- 0.66倍
- ROE
- 7.1%
- ROA
- 2.3%
- BPS
- 2089.2円
- 連続増配
- 2年
- 非減配年数
- 3年
- 自己資本比率
- 35.78%
- 有利子負債
- 76.12%
◆重要指標CAGR(年平均成長率(4年))
- 営業利益率(4年平均)
- 5.97%
- 売上高成長率
- 7.46%
- 営業利益成長率
- 7.94%
- 純利益成長率
- 6.69%
- EPS成長率
- 11.46%
- 増配率
- 15%
◆Myルールに基づく項目別評価
可 | 業界トップ級の会社を選択(国内1~3、世界5位以内など) →(国内11位、準ゼネコン2位) |
良 | 適切な事業規模か:小型株(時価総額や流動性の低い銘柄)は極力避ける(時価総額5000億以上など) →(時価総額4202憶) |
良 | 配当(+優待)利回り3~6% →(配当予想4.46%) |
良 | 配当性向50%以下 →(配当性向46.0%) |
可 | 収益は安定しているか(最低10年間は赤字がない※当期利益の安定性で評価) →(23年以降は横ばい(微減)で、26年27年の予想は増益予想) |
可 | 減配の可能性が低い(連続で安定配当を出している。増減が激しくない) →(2021年上場後は減配無し) |
優 | PER/PBR 15倍以下/1.5倍以下の割安 (掛けても22.5倍以下) →(割安 11.08倍/0.66倍=7.3倍) |
可 | ROE 8%以上(業種別平均は別途加味) →(7.1% < 建設業平均9.6%) |
可 | 収益の伸び(過去10年間の内直近3年間の1株当たり純利益(EPS)が最初の3年間より33%以上上昇) →(11.70% ※直近4年) |
可 | 自己資本比率40%以上 →(35.78%) |
注 | 自己資本比率>有利子負債率 →(35.78% < 76.12%) |
優 | 企業価値>時価総額 →(6146憶>4202憶) |
注 | 過去5年で営業CFがマイナスのものは除外(信販系は別途加味) →(直近4年でマイナス1回) |
注 | フリーキャッシュフローの推移は安定しているか →(直近4年でマイナス2回) |
可 | 急騰株には手を出さない(月単純平均移動線60・120値>現株価が理想) →2021年上場のためデータなし |
優 | 過去に増資がないか(増資は株価を下げる原因になる、株主不利益になる) →(情報なし) |
可 | 自社株買いに積極的か(総還元性向>配当性向、株主還元に積極的である) →(総還元性向48.6%、配当性向は48.3%。中期計画では配当性向40%以上、中長期計画としても基本は30%以上維持目標としている) |
可 | 過去に不祥事がないか、後継者問題はないか →(情報なし。関節的なものとしては2023年9年に日本風力発電の創業者が贈賄罪で起訴後の12月に全株式取得発表で株価大幅下げ) |
可 | 成長性はあるか、業績(売上高、EPS、純利益)、財務(総資産、純資産)、配当の増加率を確認(基本、右肩上がり) →(三井住友建設の完全子会社化など試みるも、大きな成長性の期待値は大きくないが、国土強靭化やインフラの再整備などに関しての成長性が見込めるとされる) |
可 | BPSの状態は業種の平均値・中央値から著しく乖離していないか →(2089.2円、建設業平均2,285円中央1,522円(2024年)) |
◆コメント
上場後、日が浅いためデータは4年範囲であるが、基本指標・重要指標からみると比較的中堅な立ち位置の銘柄。
個人的には日本には適していない問題の多いと考える現行の風力発電など自然エネルギー関連に投資していることは懸念の1つ。
ただ、株主還元も無理の無い堅実的な方針のため、配当利回りも4%越えで魅力的で面白い銘柄。
低PBRの是正以外は今後の大きく還元が見込めないが、国土強靭化計画や老朽化しているインフラの整備などで一定の成長または大きく業績を下げることはなさそうなので現状株価で少量、配当利回り5%近くまで来たら少量買い増しておこうというところ。
●ポキ見解------------
買っておきたい:理由:ここ数か月で株価が上昇し配当利回りが5%近かったものが4%前半になってしまったが、今後の国土強靭化やインフラ整備需要などの収益が期待でき、かつ、現行株価よりも上昇の余地ありとみているので、少量買っておいて、配当利回り5%近くまで下がったら買い増して置くくらいの気持ち。理論株価(PER基準)は1,283円、理論株価(PBR基準)は1,237円のため、現行の株価だと買いそびれた感があるのでもう少し様子見する予定
◆アナリスト予想------------
買い:強気買い2人、買い3人、中立1人、売り0、強気売り0。目標株価は1,552円で今後12.75%上昇予想としている。
◆AI見解------------
買い:請負事業と脱請負事業を組み合わせた独自の経営戦略と、M&Aによる事業領域の拡大で、安定的な成長を目指しています。足元の業績も好調(2026年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比7.4%増、事業利益が92.6%増と、増収増益を達成)。目標株価1700円
2025.8.17
★最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください★