東ソー(4042) 2025.8.20時データ分析
石油化学製品、化学製品等の基礎原料及び機能商品の製造販売を行う企業。
※ポキの投資指針をベースに分析しています
掲載情報には注意を払っていますが、正確性を保証するものではなく、最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください
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◆保有したい判定
△・暴落時狙い:1200~1600円/配当利回り4.5~5%越えライン
※コロナショック時:950円~1250円/配当利回り4.16~5.84%)
優 | 良 | 可 | 注意 | 不可 |
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■■ | ■■ | ■■ | ■■ | ■■ |
◆基本指標
- 業種
- 化学
- 種別
- 景気敏感株
- 株価(分析時)
- ¥2,278
- 配当利回り(予)
- 4.4%
- 配当性向
- 54.9%
- 総還元性向
- 55.1%
- 時価総額(億)
- 7205憶
- 企業価値(億)
- 7653憶
- PER
- 12.4倍
- PBR
- 0.9倍
- ROE
- 7.1%
- ROA
- 4.4%
- BPS
- 2596.69円
- 連続増配
- 2年
- 非減配年数
- 15年
- 自己資本比率
- 62.0%
- 有利子負債
- 21.65%
◆重要指標CAGR(年平均成長率(10年))
- 営業利益率(10年平均)
- 11.57%
- 売上高成長率
- 9.74%
- 営業利益成長率
- 4.01%
- 純利益成長率
- 4.31%
- EPS成長率
- 4.25%
- 増配率
- 15.19%
◆Myルールに基づく項目別評価
注 | 業界トップ級の会社を選択(国内1~3、世界5位以内など) →(国内14位(化学業界)、国内8位(総合化学)) |
優 | 適切な事業規模か:小型株(時価総額や流動性の低い銘柄)は極力避ける(時価総額5000億以上など) →(時価総額7205憶) |
良 | 配当(+優待)利回り3~6% →(配当予想4.43%) |
可 | 配当性向50%以下 →(配当性向54.9%) |
優 | 収益は安定しているか(最低10年間は赤字がない※当期利益の安定性で評価) →(純利益は10年以上プラス。一定の数値を維持しており安定的) |
優 | 減配の可能性が低い(連続で安定配当を出している。増減が激しくない) →(15年非減配) |
優 | PER/PBR 15倍以下/1.5倍以下の割安 (掛けても22.5倍以下) →(割安 12.4倍/0.9倍=11.16倍) |
良 | ROE 8%以上(業種別平均は別途加味) →(7.1% < 化学業平均5.2%) |
優 | 収益の伸び(過去10年間の内直近3年間の1株当たり純利益(EPS)が最初の3年間より33%以上上昇) →(495.08%) |
良 | 自己資本比率40%以上 →(62.0%) |
優 | 自己資本比率>有利子負債率 →(62.0% > 21.65%%) |
良 | 企業価値>時価総額 →(7653憶>7205憶) |
注 | 過去5年で営業CFがマイナスのものは除外(信販系は別途加味) →(過去10年で直近2023年のみマイナス1回) |
可 | フリーキャッシュフローの推移は安定しているか →(過去15年でマイナス1回) |
注 | 急騰株には手を出さない(月単純平均移動線60・120値>現株価が理想) →SMA(60m)1,885円、SMA(120m)1,765円 < 株価2278円 |
注 | 過去に増資がないか(増資は株価を下げる原因になる、株主不利益になる) →(2015年に41年振り公募増資、株価下落) |
注 | 自社株買いに積極的か(総還元性向>配当性向、株主還元に積極的である) →(総還元性向54.9%、配当性向は55.1%。自社株買いは消極的で中期計画では3か年で配当金100円により配当性向は50%越えのため若干の注意が必要) |
注 | 過去に不祥事がないか、後継者問題はないか →(2023年に関連会社工場で爆発事故) |
注 | 成長性はあるか、業績(売上高、EPS、純利益)、財務(総資産、純資産)、配当の増加率を確認(基本、右肩上がり) →(過去10年でみると売上高・営業利益など成長率はプラスだが、直近3年だとマイナス傾向。利益は確保されているので安定的ではあるが、成長期待値は大きくはない) |
可 | BPSの状態は業種の平均値・中央値から著しく乖離していないか →(2596.69円、化学業平均2,566円中央1,908円(2024年)) |
◆コメント
基本指標・重要指標からみると業績が上下しつつも基本はプラスで右肩上がりの傾向があり比較的安定している銘柄の模様。非減配も15年連続は魅力的。配当性向は50%を超えているので少し注意は必要であるが、株主還元は無理のない方針のため、減配の可能性は高くない。ただし、10年成長率は良い数値にみえるが直近3年での成長率は鈍化・マイナス傾向もみられるので注意が必要。
●ポキ見解------------
まだ買わない:理由:直近の株価は移動平均から見て高め傾向にあるため、暴落時狙いとして注視したい銘柄。株価では1800円切ったあたりで買いたい。利回りも最低でも4.5%を超えたあたりで買い、さら暴落したときに利回りが上昇した(5%越えた)ときに買い増しをしたい。現行の株価では少し割高感ではあるがPER/PBR値でみると割安圏内、かつ、4.4%前後は魅力的な数値ではある
◆アナリスト予想------------
買い:強気買い3人、買い0人、中立4人、売り1、強気売り0。目標株価は2,461円で今後6.62%上昇予想としている。
◆AI見解------------
買い:目標株価は2350円。直近の決算では収益3.1%減、純利益が59.8%減少となったが、理論株価ではまだ割安かつPERやPBR指標に基づくと「割高」と評価できるので評価が分かれている傾向。
2025.6.1
★最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください★