ヤクルト(2267) 2025.10.6時データ分析

主に乳製品及び医薬品等を製造・販売する企業。

ポキの投資指針をベースに分析しています

掲載情報には注意を払っていますが、正確性を保証するものではなく、最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください

企業サイト  ・マーケット情報(楽天証券) 
基本指標  ・重要指標  ・項目別評価 
株価推移  ・PER推移  ・PBR推移  ・業績・EPS  ・営業利益率  ・財務  ・CF・FCF  ・配当・利回り推移  ・増配シミュレーション  ・コメント 

◆保有したい判定

・暴落時狙い:2100~2300円/配当利回り3.0越えライン

※各項目の評価(5段階)
注意不可
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◆基本指標

  • 業種
  • 食料品
  • 種別
  • ディフェンシブ
  • 株価(分析時)
  • ¥2,365
  • 理論株価(分析時)
  • ¥2524.45
  • 配当利回り(予)
  • 2.7%
  • 配当性向
  • 41.9%
  • 総還元性向
  • 75.4%
  • 時価総額(億)
  • 7,068憶
  • 企業価値(億)
  • 5,671
  • PER
  • 15.8
  • PBR
  • 1.3倍
  • ROE
  • 8.3 %
  • ROA
  • 5.5%
  • BPS
  • 1925円
  • 連続増配
  • 8年
  • 非減配年数
  • 8年
  • 自己資本比率
  • 66.43%
  • 有利子負債
  • 16.08%

◆重要指標CAGR(年平均成長率(10年))

  • 営業利益率(10年平均)
  • 11.55%
  • 売上高成長率
  • 2.78%
  • 営業利益成長率
  • 3.67%
  • 純利益成長率
  • 5.20%
  • EPS成長率
  • 6.24%
  • 増配率
  • 8.93%

◆Myルールに基づく項目別評価

業界トップ級の会社を選択(国内1~3、世界5位以内など)
→(国内21位(食料品業界)、7位(飲料系)
適切な事業規模か:小型株(時価総額や流動性の低い銘柄)は極力避ける(時価総額5000億以上など)
→(時価総額7,068憶)
配当(+優待)利回り3~6%
→(配当予想2.7%)
配当性向50%以下
→(配当性向41.9%)
収益は安定しているか(最低10年間は赤字がない※当期利益の安定性で評価)
→(純利益は10年以上プラス、マイナスなし)
減配の可能性が低い(連続で安定配当を出している。増減が激しくない)
→(8年連続増配&非減配。2017年に1度減配したのみで、基本的には増配傾向)
PER/PBR 15倍以下/1.5倍以下の割安 (掛けても22.5倍以下)
→(割安 15.8倍/1.3倍=20.54倍)
ROE 8%以上(業種別平均は別途加味)
→(8.3 % > 食料品平均7.5%)
収益の伸び(過去10年間の内直近3年間の1株当たり純利益(EPS)が最初の3年間より33%以上上昇)
→(322.68%)
自己資本比率40%以上
→(66.43%)
自己資本比率>有利子負債率
→(66.43% > 16.08%)
企業価値>時価総額
→(5,671憶<7,068憶)
過去5年で営業CFがマイナスのものは除外(信販系は別途加味)
→(10年以上プラス)
フリーキャッシュフローの推移は安定しているか
→(過去15年でマイナス2回、直近10年マイナスなし)
急騰株には手を出さない(月単純平均移動線60・120値>現株価が理想)
→SMA(60m)3316円、SMA(120m)3318円 > 株価2364.5円
過去に増資がないか(増資は株価を下げる原因になる、株主不利益になる)
→(情報なし)
自社株買いに積極的か(総還元性向>配当性向、株主還元に積極的である)
→(総還元性向75.4%、配当性向は41.9%。適度に自社株買い実施)
過去に不祥事がないか、後継者問題はないか
→(巨額損失事件(1998年)、上海ヤクルトのコロナ禍での誤解表示)
成長性はあるか、業績(売上高、EPS、純利益)、財務(総資産、純資産)、配当の増加率を確認(基本、右肩上がり)
→(成長率は期待できる数値ではなく、今後の成長は商品依存度や海外展開などを見ても大きく期待はできない。ただ大きなマイナスもなく15年ほどは順調に右肩上がりに推移しているので安定・成熟企業)
BPSの状態は業種の平均値・中央値から著しく乖離していないか
→(1,925円、食料品業平均2,084円中央1,765円(2024年))

●増配シミュレーション(元本100万/増配率17.46%/配当利回り4.04%/税率0%(NISA))

◆コメント

基本指標・重要指標からみると期待する大きな成長性は乏しい。ヤクルト1000などのヒット商品が一服して、成長の鈍化などは見られるが、業績は15年ほど全体で右肩上がりで安定はしている。高配当ではないが、+優待(自社商品やクーポン、球団ファンクラフ)も楽しめる銘柄
ヤクルト1000需要で膨らんだ株価がPER/PBR的に買いやすい水準に株価が落ち着いたので、今後の海外展開の性向やコスト面などで利益が回復すれば株価上昇も期待できるが。総還元性向70%も魅力的。

●ポキ見解------------

様子見(1単元買いたい):理由:株価が下落してPER/PBRで割安圏に入ってきたので買い時とみるが、今後の大きな成長や早期の回復は期待できないので、安定的に配当+優待を楽しむための銘柄、かつ、短期的には減益傾向なので、さらに株価下落を予想しそのタイミングで買い。増配予定と、今後の海外展開などよって株価回復・上昇見込みに期待はできるので2300円割ったらまたは利回り3%超えで買い。

◆アナリスト予想------------

中立:強気買い1人、買い1人、中立3人、売り1、強気売り2。目標株価は2608円で今後9.76%上昇予想としている。

◆AI見解------------

中立(ホールド):目標株価は2550円。短期的には減益。海外事業の再成長・拡大により増益に期待値あり。ヤクルト1000に変わるヒット商品の開発やコスト高に対応し海外事業の成長により中長期での成長が左右される状況

2025.10.6

★最終的な投資判断は自己の責任の基で行ってください★